犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料・損害賠償 . #人身事故

約6年前の交通事故。膝の可動域制限で後遺障害12級認定済み。保険会社からの提示額約600万円が弁護士介入後約1300万円に増額。

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永田 将騎 弁護士が解決
所属事務所横浜駅前法律事務所
所在地神奈川県 横浜市西区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

約6年前の交通事故。膝の可動域制限で後遺障害12級認定済み。保険会社からの提示額が約600万円という事案でした。時効の点や保険会社の提示額の内訳等が分からなかったため、相談時に詳しい事情を聞き、そのうえで具体的な弁護方針を提示することにしました。

解決への流れ

相談で事情を聞いたところ、時効成立期間後に保険会社から示談金の提示があったということで、時効の援用主張ができなくなっている可能性が高いことが判明しました。そのうえで、保険会社からの提示額の内訳を見たところ、裁判基準で計算しなおせば大幅な増加が見込まれることも判明し、そのように請求及び示談交渉することにしました。受任したところ、相手保険会社にも代理人弁護士が付いていることが分かり、弁護士同士で交渉をしました。数回の示談交渉の結果、冒頭のとおり大幅増額で示談が成立しました。

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永田 将騎 弁護士からのコメント

本件は約6年前の事故であり、通常の交通事故であれば時効が成立しているような事案でした。ただ、時効期間成立後に保険会社から示談金額の提示があり、法的に時効援用の主張ができない状態でしたので示談交渉をすることができました。そして裁判基準で計算しなおして交渉した結果、冒頭の通り2倍以上の増額で示談が成立しました。このように、一見時効が成立していそうでも請求できる可能性がありますので、まずは諦めずに弁護士に相談してください。